名言集

心に堪忍ある時は事を調う(上杉謙信)

上杉謙信 心に堪忍ある時は事を調う

古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、偉人たちの優れた言葉を「名言」として残してきました。

今回は、戦国時代の有名な武将である上杉謙信の名言の中から、時を超えて現代においても人生に様々な示唆を与えてくれる「名言」を独断と偏見で選んでみます。

心に堪忍ある時は事を調う
上杉謙信の名言

今回は「心に堪忍ある時は事を調(ととの)う」という上杉謙信の言葉について見てみることにしましょう。

上杉謙信について

上杉謙信(1530年2月18日〜1578年4月19日)は、戦国時代の越後国の大名。関東管領(1561年 - 1578年)。山内上杉家16代当主。最強の戦国武将の1人といわれ、後世、軍神や越後の虎、越後の龍と称された。

上杉謙信は、「義」を重んじ、戦乱の世にあっても侵略のための戦いはしない一方、他国から救援を要請されると出兵し、「依怙(えこ)によって弓矢は取らぬ。ただ筋目をもって何方(いずかた)へも合力す」(私利私欲で合戦はしない。ただ、道理をもって誰にでも力を貸す)『白河風土記』と述べている。また、謙信が敵将武田信玄の領国甲斐が塩不足に苦しんでいるのを知り、塩を送った逸話から、「敵に塩を送る」という故事も生まれた。

引用元:Wikipedia

「心に堪忍ある時は事を調う」とは?

「心に堪忍ある時は事を調う」という上杉謙信の言葉ですが、

心に忍耐があれば、物事が円満に進むものだ

という意味になります。

心に堪忍ある時は事を調う
で思うこと

人生は自分の思い通りに進むものばかりではありません。むしろ、ほとんどの場合、何らか我慢を強いられると言っても良いでしょう。

心に堪忍ある時は事を調う

「我慢をする」「耐える」「譲歩する」と言うと、あまり良い意味に聞こえないかもしれません。しかし、無駄に波風を立てて行けば、人生は生きにくいものになってしまいます。

物事を円満に進めることも、自分がやりたいことを叶える為には必要だという考えを持つことも大切です。我慢して人に譲ることは「負け」ではないのですから。

 
偉人たちの言葉は、私たちが生きる上で多くの気づきを与えてくれます。偉人たちの言葉を参考にしながら、人生を豊かなものにしていきたいものですね。