名言集

事を遂げる者は愚直でなければならぬ。才走ってはうまくいかない(勝海舟)

勝海舟 事を遂げる者は愚直でなければならぬ。才走ってはうまくいかない

 
古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、偉人たちの優れた言葉を「名言」として残してきました。

今回は、幕末の偉人の一人である勝海舟の名言の中から、時を超えて現代においても人生に様々な示唆を与えてくれる「名言」を独断と偏見で選んでみます。

事を遂げる者は愚直でなければならぬ。才走ってはうまくいかない
勝海舟の名言

今回は「事を遂げる者は愚直でなければならぬ。才走ってはうまくいかない」という勝海舟の言葉について見てみることにしましょう。

勝海舟について

勝海舟(1823年3月12日〜1899年1月19日)は、江戸時代末期(幕末)から明治時代初期の武士(幕臣)、政治家。位階勲等爵位は正二位勲一等伯爵。山岡鉄舟、高橋泥舟と共に「幕末の三舟」と呼ばれる。

10代の頃から島田虎之助に入門し剣術・禅を学び直心影流剣術の免許皆伝となる。16歳で家督を継ぎ、弘化2年(1845年)から永井青崖に蘭学を学んで赤坂田町に私塾「氷解塾」を開く。安政の改革で才能を見出され、長崎海軍伝習所に入所。万延元年(1860年)には咸臨丸で渡米し、帰国後に軍艦奉行並となり神戸海軍操練所を開設。戊辰戦争時には幕府軍の軍事総裁となり、徹底抗戦を主張する小栗忠順に対し、早期停戦と江戸城無血開城を主張し実現した。明治維新後は参議、海軍卿、枢密顧問官を歴任し、伯爵に叙せられた。

引用元:Wikipedia

「事を遂げる者は愚直でなければならぬ。才走ってはうまくいかない」とは?

「事を遂げる者は愚直でなければならぬ。才走ってはうまくいかない」という勝海舟の言葉ですが、

物事を成し遂げようとする時、才走る人は「どうせこうなるに違いない」と勝手に結果を予測して諦める。だから事を成すなら、先のことを考えず、ひたすら努力を続ける愚直な人でなければならない

という意味になります。
 
成功は小さな努力の積み重ねから生まれます。そして小さな努力単体では何も生みません。

事を遂げる者は愚直でなければならぬ。才走ってはうまくいかない

「才走って」いる人ほど「こんな努力をしても何も変わらないのではないか?」と疑うものです。一度決めたら愚直に日々の努力を続ける、そんな人にこそ成功は微笑んでくれるのだと思います。

 
偉人たちの言葉は、私たちが生きる上で多くの気づきを与えてくれます。偉人たちの言葉を参考にしながら、人生を豊かなものにしていきたいものですね。