上杉謙信(1530年2月18日〜1578年4月19日)は、戦国時代に活躍した大名の一人で、宿敵ともいえる武田信玄との川中島の戦いで有名です。仁義を重んじ、私利私欲を嫌う性格で、道理を通すために戦うことが多かったと言われています。
上杉謙信について
上杉謙信(1530年2月18日〜1578年4月19日)は、戦国時代の越後国の大名。関東管領(1561年 - 1578年)。山内上杉家16代当主。最強の戦国武将の1人といわれ、後世、軍神や越後の虎、越後の龍と称された。
上杉謙信は、「義」を重んじ、戦乱の世にあっても侵略のための戦いはしない一方、他国から救援を要請されると出兵し、「依怙(えこ)によって弓矢は取らぬ。ただ筋目をもって何方(いずかた)へも合力す」(私利私欲で合戦はしない。ただ、道理をもって誰にでも力を貸す)『白河風土記』と述べている。また、謙信が敵将武田信玄の領国甲斐が塩不足に苦しんでいるのを知り、塩を送った逸話から、「敵に塩を送る」という故事も生まれた。
引用元:Wikipedia
そんな上杉謙信ですが、今の世でも色あせない数多くの名言・金言を残しています。
今回は、その中から、時を超えて現代においても、人生に様々な示唆を与えてくれる「上杉謙信の名言集」として5つの名言を独断と偏見で選んでご紹介してみましょう。
名言の一部はリンク先で詳しくご紹介していますので、ぜひ確認してくださいね。
上杉謙信の名言 7選
- 依怙によって弓矢は取らぬ、 ただ筋目をもって何方へも合力す
私利私欲で合戦はしない。ただ、道理をもって誰にでも力を貸す - 大将たる者は仁義礼智信の五を規とし、 慈愛をもって衆人を哀れむ
大将たる者は、仁・義・礼・智・信の五つを規範とし、慈愛の心をもって民を大切にするものだ - 我は兵を以て戦ひを決せん。塩を以て敵を屈せしむる事をせじ
我は軍兵をもって戦いを決する。塩をもって敵を困窮させる事などはしない - 人の落ち目を見て攻め取るは、本意ならぬことなり
人の落ち目に乗じて攻め取るのは、わが本意ではない - 何時も敵を掌中に入れて合戦すべし、 疵つくことなし
常に敵の情報を把握して合戦に臨めば、負けて傷付くことはない - 心に驕りなき時は人を教う
心におごりがなければ、人を敬うものだ - 心に堪忍ある時は事を調う
心に忍耐があれば、物事が円満に進むものだ
上杉謙信の名言
以上、上杉謙信の名言をまとめてご紹介しました。
上杉謙信の生涯を見ていると、戦略家というよりも戦術家の側面が強いように感じますが、戦いにおいては「情報」を重視していました。
生き馬の目を抜く戦国時代において、義理や清廉潔白を貫くことで失ったものも多かったと思いますが、義理立てして得るものの少ない戦いを繰り返したにもかかわらず、国力を疲弊させなかったのは、上杉謙信の名言にある通り「情報」を活用して負けない戦いを実践していたからだといえるでしょう。
偉人たちの名言は、私たちが生きる上で多くの気づきを与えてくれます。今回ご紹介した「ガンジーの名言」の中であなたの心に残った言葉はいくつありましたか?