古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、偉人たちの優れた言葉を「名言」として残してきました。
今回は、山本五十六の名言の中から、時を超えて現代においても人生に様々な示唆を与えてくれる「名言」を独断と偏見で選んでみます。
山本五十六の名言
山本五十六(1884年4月4日〜1943年4月18日)は、太平洋戦争当時の海軍軍人(連合艦隊司令長官・元帥)で、ブーゲンビル島上空で戦死するまで日本海軍を中心で支えていた人物です。
国内屈指の戦術家として有名だけでなく、皇族・華族以外で国葬を受けた最初の人物としても知られています。
では、山本五十六の名言を見てみましょう。
山本五十六の名言 7選
古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、偉人たちの優れた言葉を「名言」として残してきました。
今回は、山本五十六の名言の中から、時を超えて現代においても、人生に様々な示唆を与えてくれる「名言」を独断と偏見で選んでみました。
1:やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ
「やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ」は「自らやって見せ、説明して、実際にやらせてみて、やったことを褒めてあげないと人というものは動かないものである」という意味です。
2:話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」は「部下と話し合って、言い分に耳を傾け、仕事を任せるようにしなければ人は育たない」という意味です。
3:やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず
「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」は「部下が頑張っている姿を感謝の念を持って見守り、信頼していなければ、立派な人材にならない」という意味です。
4:苦しいこともあるだろう。云い度いこともあるだろう。不満なこともあるだろう。腹の立つこともあるだろう。泣き度いこともあるだろう。これらをじつとこらえてゆくのが男の修行である
「苦しいこともあるだろう。云い度いこともあるだろう。不満なこともあるだろう。腹の立つこともあるだろう。泣き度いこともあるだろう。これらをじつとこらえてゆくのが男の修行である」は「生きていれば苦しいこと、理不尽なこと、悲しいことなどがあるが、それを堪えていくことが人の修行というものである」という意味です。
5:人は神ではない。誤りをするというところに人間味がある
「人は神ではない。誤りをするというところに人間味がある」は「完璧な人なんていないから、人は失敗もするという前提で見るべきである」という意味です。
6:国大なりといえども戦好まば必ず滅ぶ 国安らかなりといえども戦忘れなば必ず危うし
「国大なりといえども戦好まば必ず滅ぶ 国安らかなりといえども戦忘れなば必ず危うし」は「たとえ大国であっても、好戦的であれば必ず滅びてしまう。自国が平和であっても戦争になることを忘れてしまえば、国を危険にさらしてしまう」という意味です。
7:中才は肩書によって現はれ、大才は肩書を邪魔にし、小才は肩書を汚す
「中才は肩書によって現はれ、大才は肩書を邪魔にし、小才は肩書を汚す」は「中くらいの肩書きだと才能のある人輝かせるが、大きな才能を持つ人にとって肩書きは邪魔なものであり、才能のない人だと肩書きの方が汚される」という意味です。
山本五十六の名言を見ていると、
「自分を厳しく律している一方で、部下に対して愛情をもって育てた」
人物だったことが伝わってきます。きっと、今の世に山本五十六がいたならば、信頼できる良き上司・経営者になっていたに違いありません。
偉人たちの名言は、私たちが生きる上で多くの気づきを与えてくれます。偉人たちの名言を参考にしながら、人生を豊かなものにしていきたいものですね。