古来より、人は自らの教訓を言葉で残し、偉人たちの優れた言葉を「名言」として残してきました。
今回は発明家・実業家として名高いトーマス・エジソンの名言の中から、時を超えて現代においても人生に様々な示唆を与えてくれる「名言」を独断と偏見で選んでみます。
最上の思考は孤独のうちになされ、最低の思考は混乱のうちになされる
トーマス・エジソンの名言
今回は「最上の思考は孤独のうちになされ、最低の思考は混乱のうちになされる」というトーマス・エジソンの言葉について見てみることにしましょう。
トーマス・エジソンについて
トーマス・エジソン(1847年2月11日〜1931年10月18日)は、アメリカ合衆国の発明家、起業家。スポンサーのJPモルガン、配下のサミュエル・インサル、そしてメロン財閥と、電力系統を寡占した。
エジソンは「努力の人」「非常な努力家」「不屈の人」などとして知られている。幼いころから正規の教育を受けられないという困難に見舞われたが、図書館などで独学した。新聞の売り子(販売員)として働くことでわずかなお金をコツコツと貯め自分の実験室を作った逸話などでも知られている。16歳のころには電信技士として働くようになり、さまざまな土地を放浪しつつも、自力で様々な科学雑誌を読破して学び続けた。耳が不自由になったにもかかわらず、それに負けず、努力を積み重ね成功したことでも知られている。
引用元:Wikipedia
「最上の思考は孤独のうちになされ、最低の思考は混乱のうちになされる」とは?
「最上の思考は孤独のうちになされ、最低の思考は混乱のうちになされる」というトーマス・エジソンの言葉ですが、
The best thinking has been done in solitude. The worst has been done in turmoil.
が原文です。
物事について考える時、ノーアイデアの状態で打ち合わせや会議に臨む人がいます。
ゼロの状態からみんなで話し合っていく、というのは聞こえは良いのですが、実際、ふたを開けてみると大した結論も出ず、時間の無駄に終わることがほとんどです。
そんな時に思い起こしてもらいたいのが
最上の思考は孤独のうちになされ、最低の思考は混乱のうちになされる
というエジソンの言葉です。
打ち合わせや会議が実りあるものになる為には、課題について個々人が自分なりにしっかり考えて、自分の意見をまとめることが必要です。
チームで決めることであっても、個々人が時間を掛けてしっかり考える。そのことを忘れないようにしたいものです。
偉人たちの言葉は、私たちが生きる上で多くの気づきを与えてくれます。偉人たちの言葉を参考にしながら、人生を豊かなものにしていきたいものですね。