象は動物園で人気のある生き物ですよね。
大きくてゆったりしたイメージのある象には、どこか人の心を安らげるパワーがあります。
しかし、夢占いで象の夢の意味は、必ずしも「平穏をもたらすシンボル」というわけではありません。
夢の状況によっては、何らかの警告を示している場合もあるので注意しましょう。
今回は、そんな象の夢を詳しく解説していきます。
夢占いや深層心理に興味のある人は、ぜひ読んでみてくださいね!
<夢占い>象の夢の基本的な意味とは?
夢占いにおいて、象は「パワー」「豊かさ」「頼りになる人」の基本的な意味があります。
象は一見、のんびりしているように見えますが、実は走ると時速40キロものスピードがでるといわれるほど俊敏。
さらに怒ると、木や民家を破壊してしまうほどの力も持ち合わせています。
ゆえに、夢占いでも象は大きな「パワー」をつかさどる象徴として考えられる場合があります。
また、象はインドでは「神の化身」として礼拝されるほどの存在です。
人々に豊かな生活や財運をもたらす「神秘的な対象」として考えられてきました。
したがって、夢占いでも、象は豊かさを象徴するシンボルとして解釈できる場合があるのです。
加えて、象は「頼りになる存在」を表すことも。
象は、哺乳類の中でも「寿命が長い」点が特徴的です。
また、知能の高い動物なので、「知恵」のシンボルとしても考えられてきました。
したがって、夢占いでも「年上の人」「経験値の高い人」「尊敬できる人」など、あなたにとって頼りになる協力者を示している場合もあります。
状況別!象の夢が伝えるメッセージとは?
象の夢の基本的な意味が理解できたところで、次からは状況別に夢を分析していきます。
あなたがみた象の状態や夢の印象を思い出しながら、読み進めてみてくださいね。
象の夢が良い意味の場合
象の置物の夢
象の置物の夢は、災が退いて幸運がやってくる暗示。
象には大きな存在感があるので、パワーのシンボルです。
その象の置物が印象的な夢は、訪れる厄災をはらってくれる役割があると解釈できます。
夢のポイントは「象の置物があった場所」。
象の置物があった位置によって、どのような影響があるかわかるからです。
例えば、玄関の入り口に象の置物があった場合。
玄関は人が出入りする場所なので、やってくる災を避け、幸運がやって来ると示しています。
また、居間の置いてある場合は、あなたや家族に大きな守護神がいる暗示。
困難があっても、あなたや家族をしっかり守っていると夢が伝えています。
職場に象の置物が置いてあった場合は、昇進や業績アップなど、仕事にまつわる幸運が期待できそうです。
象がたくさんいる夢
象がたくさんいる夢は、あなたを支えている人の存在が多いという暗示。
今のポジションや豊かな生活は、「多くの人の協力のおかげで成り立っている」と夢が伝えています。
しかし、それは言い換えれば、「自分勝手になり過ぎると、今の幸せが失われる」という警告の可能性も。
運気は向上している傾向にありますが、有頂天になり過ぎるのは禁物です。
日頃からあなたを支えている人たちに感謝の気持ちを示し、謙虚な態度を忘れないでくださいね。
金色の象の夢
金色の象の夢は、勝負運がアップしている暗示。
仕事の取引や商談、勝負ごと全般で「ツキが巡ってきている」と夢が伝えています。
また、プライベートでも恋愛や結婚など、人生の節目や「ここ一番の大切なとき」に夢がかないそうです。
金色の象は、めったに見ない珍しい夢ともいわれています。
そんなレアな吉夢をみたのですから、しっかりとチャンスをつかんであなたの長年の目標の実現に生かしましょう。
プライベートや仕事で何かやってみたいチャレンジがある人は、勇気を出して積極的な行動をとってみると良いですよ。
親子の象の夢
親子の象の夢は、身近な人間関係が良好である暗示。
象は通常、群れで生活する特性があります。
したがって、親子やカップルなど比較的少数の象の集まりは、夢占いで「身近な人」を表すのです。
特に、親子の象をみて「かわいい」「いやされる」など、ポジティブな感情をもった場合は吉。
現実世界でも、家族や友人など身近な人と良い関係が築けているようです。
象のフンの夢
象のフンの夢は、大金を得る暗示。
夢占いでは、全般的に排せつ物(フン)はお金の象徴と解釈します。
象は体が大きい分、フンの量も大量です。
ゆえに、夢占いでは象のフンが印象的な場合、「大金をつかむ」と考えられているのです。
また、たくさんの知識がお金に変わると示している可能性も。
宝くじやパチンコなど、「ギャンブルで得るお金」というよりは、地道な努力が実を結美、出世などで得る「安定的なお金」といえます。
象が飛ぶ夢
象が飛ぶ夢は、能力が開花する暗示。
特に、気持ちよさそうに空高く象が飛んでいる夢は、運気が上昇していると示しています。
向上心が満ちあふれている状態なので、やりたいことと自分の行動がうまくかみ合い、理想の自分に1歩近づけるでしょう。
象をなでる夢
象をなでる夢は、他人に対する優しい気持ちが芽生えている暗示。
あなたは今、気持ちに余裕がある状態なので、相手の立場に立って物事を考えられています。
また、相手の感情に寄り添った対話ができているので、いろいろな人から頼りにされる予感。
聞き上手になれているので、友人や家族の悩みや不安を解消へと導いてあげられるでしょう。
象の夢が悪い意味の場合
走る象の夢
走る象の夢は、気持ちのコントロールができていない暗示。
現実世界のストレスのはけ口がなく、イライラがつのっている状態のようです。
このままでは、感情の制御ができずに、人やモノを傷つけてしまう可能性があります。
ストレッチや軽い有酸素運動をするだけでも、ストレス軽減に効果的。
リフレッシュする時間を生活の中に取り入れながら、自分の気持ちと上手に付き合っていきましょう。
怪我をしている象の夢
怪我をしている象の夢は、計画がうまくいかない暗示。
あなたのパワーが低下している状態だと夢占いでは解釈できます。
ずっと計画していた仕事や旅行などを行動に移そうとしても、トラブルでなかなか前に進まないようです。
この夢をみた場合は、周囲の状況によく気をつけて、問題があっても臨機応変に対応するように心がけましょう。
体力が低下しているサインでもあるので、無理をして頑張りすぎずに、自分の体と相談しながら適度に休憩も取り入れてみてくださいね。
「象の夢・夢占いの意味を状況別に分析」まとめ
夢占いにおいて、象は「パワー」「豊かさ」「頼りになる人」の基本的な意味があります。
総じて、「象の夢」は、良い意味の場合が多いといえるでしょう。
ただし、象に対して「恐ろしい」「不気味」などネガティブな感情をもった場合は、現実世界で疲れやストレスがたまっているのかもしれません。
無理をしないで、ゆったりと過ごす時間も大切にしましょう。
本記事を参考に、象の夢やあなたの深層心理の理解に役立ててみてくださいね。